シャチョーサン、イラシャーイ
黒田研二氏と会う機会があった。
っつかオフだけど。
20人程が集まったオフの会場は某監獄居酒屋。
ちょっと遅れていらっしゃった黒田先生。
とりあえずビールなんぞを飲みながら歓談。
黒田先生、自分のサイトをチェックしてたようで驚きました。
いやぁ、そんなに見られているとは思ってもいませんでした。
いつものように例のTシャツを持って行ったのでサインを貰う。
アケミのイラスト付き。アケミって誰だよ!
まぁ、これでメフィスト賞作家のサインが八人分。先はまだまだ長いなぁ。
差し入れのグラッパ『メフィスト』を差し上げる。喜んでもらえたようで。
皆さんとも色々話をさせていただく。
意外と読んでない人もいましてほっとしました。
中には黒田先生の目の前で「○○○○」はだめだ! とダメ出しするツワモノも。まぁ、あれは合……ゴホッゴホン!!
監獄居酒屋を出て二次会はカラオケ。歌いながら歓談。
だいぶ酔ってきてたので口が回る回る。
次に出る新作の話とかも聞けました。
久しぶりに持ち歌なんぞを歌えたし。(実は皆さん引いてたでしょ?)
三次会です。徹夜組です。カラオケで時間潰し。
黒田先生とフィリピンパブごっこをする。
引く女性陣。盛り上がる黒田先生と自分。
シャチョサン、イラシャーイ。ニホンハジメテヨ、コンバンハ〜
と意味の分からないやりとりを話が途切れる度にやっていました。妙なテンションでしたね。
何はともあれ楽しかったです。書けないこともたくさんあったし。
皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
黒田先生、これからも頑張ってください!
以上、オフレポでっす。
一時間かけても行く価値はある。
有り得ない。
あの安さは有り得ない。
中央線沿線の某駅。
看板も無ければそこに店があるという目印すらない。
雑居ビルの地下一階。
入居テナントを示す看板にのみ店の名前が書いてはいるが。
それもホントに名前だけ。『SHOT BAR』の文字もない。
一番安い酒が250円。価格の上限は1000円。
おかしい。有り得ない。安過ぎる。
利益を無視してやっている。中には売れば売るだけ赤字になる酒もあるそうな。それでやっていけるのか?
いい店を見つけたと思うと同時に、そういうとこがあると知り自信を無くす。
しかし、いい店でした。
近くに住みたいね。うん。
酒と読書の日々
色々と読了していたりする。
まずは矢野竜王、『極限推理コロシアム』
いまいちのめりこめなかったです。
発売前の情報から、舞台設定が紹介されていましたが、どうもその時点で食指は動かず。
キャラの書き分けと、どこか喪失した現実感。う〜む。
特に驚くトリックが使われているわけでもなく、説明不足の感も否めない。むー。
続いて霧舎巧『霧舎巧傑作短編集』
書き下ろしの最後の一編以外は初出で読んでいました。再読する価値はありましたね。作品特性上、あまり細かくは語れません。
それでも上手さは抜群ではないかと。
西尾維新『零崎双識の人間試験』
WEB連載は一応追いかけていましたが、一気に読むとまた感覚が違いますね。おまけのファンディスクは背表紙の部分が反らなくて、読み難かったです。ちなみに、うちのPCは縦置きなのでディスクは入りません。
森博嗣『迷宮百年の睡魔』『四季 冬』
なるほど。この一言でいいでしょう。
さて、残るは蘇部健一『届かぬ思い』
はい、これから読むことにします。
安らぎであり目標であり勉強であり
お気に入りの店がある。先日もそこに顔を出した。
BARが何件も立ち並ぶ激戦区にその店はある。
初めてその存在を知り、初めて訪れて以来月に一度は行くようにしている。
その周辺には幾つものBARがあるが、他のBARに行く気にはならない。それほどまでに素晴らしい店だ。
喧騒もなく、現実もなく、慌しさもない。
あるのは静寂と夢と落ち着いた時間。そして、美味い酒。
バックバーは雛壇になり、全てのボトルが目に入る。
光り輝くそれらのボトルは、洪水のように押し寄せてくる。
目の前にあるグラスを傾けながら、次は何を飲もう、あのボトルは何だろう、そう考える時間がこの上なく楽しい。
迷ったらマスターに相談するのも楽しい。
酒に精通したマスターが、美味いウイスキーを、美味いカクテルを出してくれる。
自分が本当に好きなBARであり、目標となるBARであり、何かを得られる場所である。
そう簡単に人には教えられないBARだ。
自分の隠れ家にしたい。それでもこの素晴らしさを人に薦めたい。そのジレンマ。
酒を知り、酒を楽しめる人にとって、そこは桃源郷だと思う。
だから自分は高田氏に紹介したかったのだ。
きっと、気に入ってくれたと思う。
そんな場所を持てる自分がとても幸せだと感じられる。
そんな場所が一つや二つあってもいいじゃないですか。
存在する境界
今日は友人の飲み会に参加します。
友人『の』というのは微妙におかしな表現ではあるが、こうとしか説明のしようがない。
自分を除いて六人で飲むのだが、内三人は顔見知り。内三人は初対面。
まぁ、このくらいならいいのだが。
問題は、一定時間が過ぎると、自分のポジションが変わること。
カウンターの外からカウンターの中へ。
自分の職場で飲み会……。マジっすか?
ずっと中にいるならともかく、外から中へ……。
むー。
ちなみに、近いうちにオフ仲間が来てくれるそうだが、その時は完全に自分が中です。
こういうのも楽しいよね。